マイナポータルに出生届のオンライン提出ができる機能が搭載されました
<オンライン出生届>
まだ地域限定ではありますが、マイナポータルを活用して出生届をオンラインで提出することができるようになりました。
利用者は、窓口に行かなくても、スマートフォンなどから、いつでも、どこからでも、簡単に提出ができます。
オンラインでの提出には、生まれた子の親の本籍地の市区町村がオンライン提出に対応している必要がありますが、市区町村は、デジタル庁が事前に用意した届出書の様式を使用することで、簡単にサービスを開始することができます。
<手続の流れ>
提出完了までの手続の流れは次のとおりです。
・制度概要、手続期限、手続書類、必要な添付書類について確認します。
・ご利用の端末の環境が、電子署名ができるか確認します。
・氏名(漢字又はアルファベット)、氏名(フリガナ)、生年月日、性別、現住所、連絡先を入力します。
・オンライン届出が可能な条件を満たしているか確認します。
・子の氏名(漢字、かな)を入力します。
・父母との続き柄、生まれたとき、生まれたところ、住所登録をするところを入力します。
・父の情報、母の情報、本籍の情報を入力します。※(嫡出でない子の場合)胎児認知に係る事項、生まれた子の母の戸籍の確認を入力します。
・子が生まれたときの世帯のおもな仕事を入力します。
・入力内容に誤りがないか確認します。
・必要書類(出生証明書の画像)をアップロードします。
・ご自身のマイナンバーカードか、スマホ電子証明書を設定済みのスマートフォンで電子署名して申請します。
・届出書様式の控えのダウンロードができます。
<注意点>
手続の中の電子署名には、暗証番号が必要です。暗証番号(パスワード)は、利用者自身で設定した6~16ケタの英数字です。5回間違えるとロックされますのでご注意ください。
令和6(2024)年9月3日時点で、対応の自治体は次のとおりです。
・福島県郡山市(2024年8月30日開始)
・富山県高岡市(2024年9月4日開始)
・宮崎県都城市(開始時期調整中)
2024年10月27日
社会保険労務士 柳田 恵一
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